ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 石川 2019年07月24日
新元号「令和」の典拠となった万葉集の歌の序文にちなみ、詠まれているウメが描かれている旧加賀藩の婚礼風習「花嫁のれん」などを展示する企画展「梅花展」が、七尾市馬出町の花嫁のれん館で開かれている。31日まで。
明治から平成時代までののれん8枚や、ウメの装飾が施されたかんざしなどが展示されている。ウメは松竹梅の1つでめでたいとされることから、花嫁のれんの絵柄に使われることが多い。のれんには、オシドリやマツも描かれており、鮮やかな色合いが目を引く。
ガイドの赤尾かほるさんは「時代とともにのれんの特徴が変わり、色合いが豊かになる点を楽しんでほしい」と話している。(問)花嫁のれん館0767(53)8743(松村真一郎)