ジャンル・エリア : 展示 | 岐阜 | 工芸品 2020年02月04日
飾られなくなったひな人形を、趣向を凝らして展示する「福よせ雛(びな)」が、郡上市八幡町の城下町一帯で開かれている。今夏の東京五輪・パラリンピックに向け、一足早く熱戦を繰り広げるひな人形もお目見えした。4月3日まで。
郡上八幡観光協会などでつくる実行委員会が毎年開き、観光施設や店舗など100カ所以上に計3000体を超すひな人形が飾られている。
メイン会場の郡上八幡博覧館では五輪コーナーを設け、バドミントンや体操、スポーツクライミングを巧みに表現した。
豪華な衣装を振り乱してジャンプしたり、壁にしがみついたり。観光で訪れた高山市の会社員の女性(36)は「ひな壇飾りではあり得ない姿ばかり」と楽しんでいた。
(林勝)