ジャンル・エリア : 動物 | 生き物 | 石川 2022年04月08日
七尾市と穴水町にまたがるのと里山海道・別所岳サービスエリア(SA)に、今年も双子のヤギの赤ちゃんが誕生した。6日昼に生まれたばかりでよたよた歩きながら、元気に母ヤギの後をついて回っている。
家族連れが楽しめるようにと2015年から、SAの観光物産施設「奥能登山海市場」が、穴水町の畜産農場「たんぽぽファーム」の協力を得て、ヤギを敷地内の小屋で飼育。今ではSAのアイドルとして人気を集める。
双子の子ヤギは、2年前から飼育されている「あずき」(4歳)が出産。ともに雄で、親譲りの黒い線の模様が背中にある。1匹はあずきの子らしく薄い茶色。もう1匹は白い体に、黒い靴下を履いたような模様が足に入っている。
足取りはまだ拙いが、母ヤギの乳を求めて必死について回る姿、あずきが2匹を優しくなめる姿など仲むつまじい様子が見られる。10月ごろまで親子一緒に飼育予定。同施設の橋爪和夫店長(65)は「皆さんにかわいがってもらい、癒やしの存在となってくれれば」と願った。
2匹の名前はすでに候補の提案があり、近日中に同施設のホームページで発表される。(森本尚平)