ジャンル・エリア : 神社・仏閣 | 福井 | 花 2022年07月05日
戦国武将・明智光秀が10年間を過ごしたとされる称念寺(坂井市丸岡町長崎)で、キキョウの花が見頃を迎えている。明智家の家紋にもなっている青紫色の凜とした花が、連日の猛暑の中で涼しげに咲いている。
2018年に福井国体が開催された際、近くのサッカー競技場を訪れる人たちをもてなそうと、キキョウのプランターが並べられた。その後、高尾察誠住職や地元住民らが境内に植え替えて手入れを続け、約100株あるキキョウは毎年花をつけている。
高尾住職は「雨が少ないから白っぽくて力がなかったけれど、3日の雨でしゃきっとし、本来の色になってきた」と話す。7月下旬まで楽しめるという。
4日には同市高椋小学校の2年生が校外学習で寺を訪れ、「きれい!」と花を眺めながら境内を散策していた。(畑明日香)