ジャンル・エリア : イベント | 富山 | 展示 | 芸術 2022年08月19日
魚津市の画家、関口彩さん(38)の個展「関口彩絵画展 青をつむ日々」が、砺波市のとなみ散居村ミュージアム民具館で開かれている。11月6日まで。
関口さんは子どものころから絵が好きで、会社員として働きながら絵を描き続け、2017年から制作活動に専念している。富山、石川、長野県で個展を開くほか、米国やオーストラリアなどでのグループ展に出展。即興で絵を描くライブペイントにも取り組む。
立山連峰と富山湾に囲まれた魚津市で生まれ育ち、青色の世界に長年触れてきたことから、19年から青色を基調とした作品を描いている。鮮やかな発色のアクリルガッシュを使い、動植物や小石を繊細なタッチで表現する。
19年から今年までに描いた絵画13点を展示。今回描き下ろした「水月」は「ふたつの小島」と「化身」の2枚の絵が対となった作品で、散居村をイメージして描かれた水田に浮かぶ小島と、その間にサギがたたずむ様子を表現した。
会場では、作品約10点を販売。関口さんは「絵で表現した自然の美しさをゆったりとした気分で見てほしい」と話した。
午前9時~午後6時。水曜と第3木曜休み。入館料は高校生以上100円。 (広田和也)