ジャンル・エリア : まつり | 展示 | 岐阜 | 文化 | 歴史 2023年03月03日
高山市内の観光施設など64カ所で、ひな人形を飾る「飛騨高山雛(ひな)まつり」が開かれている。4月3日まで。
春の訪れが遅い飛騨地域では、1カ月遅れでひな祭りを行う風習がある。イベントは飛騨・高山コンベンション協会が主催し、25回目。今年は交流サイト(SNS)を使ったキャンペーンも実施する。参加施設のひな人形の写真を、インスタグラムに「#飛騨高山雛まつり2023」などのハッシュタグを付けて投稿すると、同市本町の中橋観光案内所で「特製雛さるぼぼ」がもらえる。
同市大新町の国重要文化財「日下部民芸館」では、江戸時代のひな人形や、軍服を着て馬に乗った明治びななどを展示している。北海道から訪れた女性(72)は「こんな歴史のあるひな人形は、あまり見たことがない。いろんな種類があっておもしろい」と笑顔で話していた。
(松沢侑香)