お薬師さんの手作り市
2011年2月14日
私は、大のオープンマーケット好きです。
海外でのマーケットはもちろん、以前ご紹介した、港町の朝市や、
産直野菜が並ぶ道の駅の市など、その種類は違えど、「市」と名のつくものは必ずチェックします。
その私が最近大好きなのが、毎月8の日に、陸奥国分寺にて行われている「手作り市」。
陸奥国分寺は、奈良時代に聖武天皇が全国に建立した国分寺の中でもっとも北にある寺。
現在の薬師堂は伊達政宗公が1607年に建立したもので、ひょうたんのついた槍を
奉納したことから、ひょうたんをモチーフにしたお守りなども売られています。
その国分寺の御縁日に立つ市が、手作り市。通称「ひょうたん市」です。
地元のシンクタンクの方たちが、バブル崩壊後「市民の家計に足しになるように」と、
手作りのものを売れる場所を提供しようとしたのが始まり。
といっても、なかなかタイミングが合わず、この市がスタートしたのは2008年のこと。
「10年で100店」の出店を目指していたそうですが、わずか2年でクリア。
毎月、お客さんの数も、出展者の数もうなぎのぼりのようです。
...と、うんちくはこの辺にして。
どんなお店があるのかのぞいてみましょう。
「チキート」。
おいしそうなドーナツ&クッキーマンのキャンドルです。
こんなにかわいい!
「ふる里館マキ」。
ここの煮穴子と厚焼き玉子は必食! 絶対に外せない激ウマグルメです。
かなりのボリュームですが、たったの300円! 夜のビールもグイグイすすみます。
蔵王ウッディーファームからは、手作りのジャムなどが届いています。
バードカーヴィング。ここも、必ず1個買い求めてしまいます。
だって...。
こんなにかわゆいのですもの。
そのほかにも、アロマハンドマッサージがなんと500円で受けられたり
パンやクッキーなどの手作り品が並ぶ店があったり
めちゃめちゃ可愛い子供服が売っていたり
木でできたハンドメイドのフォトスタンド、その名も「フォト犬」がずらっと並んでいたり
素敵なハンコがあったり。
文具的なものがあったり
味のある
食器類があったり。
それはもう、見ていて飽きない、テーマパークのよう。
出店者も毎月顔ぶれが変わるので、本当に楽しいのです。
「人と人をつなぐ」手作り市。
みなさまも、どうかおいでくださいませ。
- 岡沼 美樹恵
高校生の時に仙台の地を踏む。当時”ガンズ・アンド・ローゼス”のギタリスト・スラッシュのヘアスタイルにするほどロックにのめり込む。
大学卒業後、東京での出版社勤務を経て、仙台でフリーライターに。
テレビ誌、地元情報誌などでアーティストインタビュー、映画レビューなどを担当。ほぼ毎日のように届く音楽サンプルに埋もれ、あれもこれもと手を出すうちに、どんなジャンルが好きなのか分からなくなって、現在カオス状態。
かつては、かなりの酒豪を自認し、寝酒に焼酎をラッパ飲みしていたが、年齢とともに衰え、今では数杯で大トラに(まわりのみなさん、ごめんなさい!)。
趣味は、帽子集め&休日のお出かけ。
アウトドア、グルメなど楽しいことを求めて、愛車のマーチ号改め、ノートを走らせている。
夢は「世界グルメツアー」に出ること。
これでも一応、一児の母。
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