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ハノイ 渡り方は世界共通?

2019年05月24日

 上には上があるものだと感心した。赴任先のソウルでよく、一方通行の道を逆走したり、歩道に乗り上げるオートバイを見かけ「自由だなあ」と思っていたのだが、米朝首脳会談のため出張したベトナムの首都ハノイは、もっとすさまじかった。

 一方通行の逆走はもちろん赤信号を直進し、渋滞時は歩道を集団で走る。子供を含めた4人乗りも。ハノイに住む日本人の知人は「最近はスマホを操作しながら走っている」と嘆いた。

 歩道にずらりと並ぶバイクに日本の自転車のような存在だと納得したが、危険なことに変わりはない。先の知人は「急に止まったり走りださず、一定速度で歩く」と横断歩道を渡るこつを教えてくれた。バイクも歩行者の動きを予測して走る、と。

 ただ突進してくるバイクの間を歩くのはやはり怖い。思い出したのがソウルに赴任した2年前、友人がくれた韓国暮らしのアドバイス。「青信号でも左右の車のドライバーの目を見て、自分が渡るという意思を示す」。左右から来るバイクの運転者の目を見て渡るようにしたら、2日とたたず、ハノイの道をうまく渡れるようになった。 (境田未緒)

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