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ワシントン 野球で感じるギャップ

2021年06月11日

 ワシントンには、野球の大リーグ球団ナショナルズが本拠地とする球場「ナショナルズ・パーク」がある。試合がある日は、周辺の通りに飲食できる席が設けられ、あちこちにテレビモニターも。新型コロナウイルスの規制で球場に入れないファンたちが、ビールを傾けながらプレーに見入っている。

 一緒に飲んでいたトーマスさん(43)は東京や福岡で勤務経験があり、日本のプロ野球も見たことがあるという。「ずっと応援歌を歌ってて、面白かったです」。静かだった球場から、ワッと大歓声が響く。モニターを見ると、得点が入ったらしい。米国では得点や好プレー時以外は基本的に静かだ。

 夜も更けて試合が終わると、離れた店に人だかりができていた。「あの店は選手がオーナーで、試合に勝った日は選手が店に顔を出すんですよ」。選手とファンの近さを感じさせる。

 でも、負けた日は? 「来ないでしょう。負けてると、観客が途中で帰っちゃうから。日本より早いですよ」。観客も選手も、盛り上がるのは好きだけど、ドライな面も。こんなギャップに、「格差国家」米国らしさを感じた。(吉田通夫)

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