ジャンル・エリア : 愛知 | 紅葉 | 自然 2018年11月20日
春と秋に白や薄紅色のかれんな花を咲かせる四季桜が、豊田市小原地区で見頃を迎えている。同地区で最も多い約1200本が山肌を覆う「川見(せんみ)四季桜の里」(同市川見町)では19日、多くの観光客が訪れ、赤く色づいたモミジとのコントラストに見入っていた。
今年は9月の台風や10月初めの寒暖差の影響で、例年より3週間ほど早いペースで開花が進んだ。紅葉のピークとなる今月中旬まで花が持つか懸念されていたが、小原観光協会によると「開花の勢いも落ちず、きれいに咲いている」という。川見四季桜の里では、紅葉との共演が今週末ごろまで楽しめる。
半田市から訪れた男性(79)と女性(78)の夫婦は「毎年来ている。きれいな時期に来られて良かった」と話した。
(生津千里)