ジャンル・エリア : 愛知 | 紅葉 | 花 2020年11月26日
春と秋に二度花を咲かせる「四季桜」が、豊田市小原地区で見ごろを迎えた。同市川見(せんみ)町の「川見四季桜の里」では各地から訪れた人が、ほんのりピンクに色づいた満開の四季桜約2000本と赤く染まった紅葉の共演を楽しんでいる。
小原観光協会によると、開花は例年より1週間ほど遅い。紅葉との組み合わせは11月末までだが、四季桜はまだつぼみの木も多く、12月初旬まで楽しめるという。豊田市内から家族で訪れたピアノ講師の女性は「毎年見に来ているが、とてもきれい」とほほ笑んだ。
新型コロナウイルスの影響で恒例の屋台やイベントはなくなったが、「例年と変わらない景色を見てほしい」と地元の人が木の手入れをしてきた。同協会の水谷隆治事務局長(59)は「今年は家にこもりがちと思うので、花を見て癒やされてほしい」と話す。開花情報は同協会のホームページで確認できる。(小野開栄)