ジャンル・エリア : グルメ | テーマパーク | 岐阜 2019年05月22日
郡上市白鳥町長滝の清流長良川あゆパーク内にある「レストラン里川」で、高校生の考案した新メニュー「小鮎(あゆ)の唐揚げ丼」が登場した。
考案者は、県が昨年11月に開いた学生あゆ料理コンテスト高校生の部でグランプリに輝いた吉田栞里(しおり)さん(当時・岐阜女子高3年)。料理長蜂谷司さん(33)が吉田さんの料理にアレンジを加え、春の大型連休を機に売り出した。
県内産の小鮎を使った丼は、ネギと酢漬けミョウガ、ショウガ、のりを添え、特製のたれを用意した。蜂谷さんによると、小鮎は内臓を残したまま調理し、風味を損なわないよう淡泊なたれにしたという。独特の苦味がある小鮎はからっと揚がり、上品で爽やかな味わいだ。
あゆパークは世界農業遺産に認定された「清流長良川の鮎」の魅力を発信するため、昨年6月に開所した。来場者の出足は夏場に向けて本格化しており、アユのつかみ取りや魚釣り体験が人気を集めている。
小鮎の唐揚げ丼は単品で800円。あゆパーク、レストランとも火曜定休。
(中山道雄)