ジャンル・エリア : イベント | テーマパーク | 富山 | 展示 | 花 2019年05月31日
氷見市稲積の西洋風庭園「氷見あいやまガーデン」で、バラが見頃を迎えている。30日は多くの人が訪れ、香りを楽しんだり、写真を撮ったりしていた。見頃は6月いっぱいの見込み。
同園には250品種3000本のバラが植樹されている。赤色の「レッドクイーン」や、鮮やかなピンクの「うらら」、澄んだ薄いピンクの「桜貝」、オレンジ色の「アシュラム」などさまざまな色の花が咲いている。
原種に近いバラが植えられている「オールドローズの谷」はまだ咲き始めの状態だという。福島第一原発事故で閉園に追い込まれた福島県双葉町のバラ園の一部を再現している。
ガーデンマネジャーの増井裕行さん(38)は「暖冬の影響もなく、例年通り咲いた。花が大きく、香りもある」と話している。
6月9日には、ハーバリウムや小物雑貨等の販売や、マイ箸やレザー小物の制作体験などのイベントを用意した「ガーデンマルシェ」を開催する。6月8日と9日には入園者にそばの振る舞いもある。
入園料は高校生以上800円、65歳以上700円、小中学生は400円。 (小寺香菜子)