尾鷲市三木里町の海水浴場「三木里ビーチ」が7日、海開きした。多くの家族連れらが訪れ、波打ち際で水遊びをしたり、冷たい飲み物で喉を潤したりしていた。
ビーチでは神事があり、加藤千速市長ら来賓35人ほどが今季の海の安全を祈願した。三木里地区観光協会の宇田正明会長(76)はあいさつで「2021年の三重とこわか国体では、ここでオープンウオータースイミング競技が開催される。今月28日にある予選には約300人の申し込みがあり、とてもにぎやかになりそうだ」と述べた。フラダンスの披露や餅まきもあった。
大阪府東大阪市から家族と訪れた小学2年の女子児童(7つ)は「白い波が来るのが楽しい。水が冷たくて気持ちいい」と喜んでいた。
この日は紀北町の古里海水浴場、熊野市の新鹿海水浴場でも海開きがあった。
(三沢聖太郎)