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【富山】江戸から昭和期の県ゆかり芸術展示

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 歴史 | 芸術  2019年08月02日

富山ゆかりの作家が描いた日本画などが並ぶ会場=富山市本丸の市佐藤記念美術館で

富山ゆかりの作家が描いた日本画などが並ぶ会場=富山市本丸の市佐藤記念美術館で

富山・佐藤記念美術館

 県ゆかりの歴史上の人物が制作した作品が並ぶ企画展が富山市本丸の市佐藤記念美術館で開かれている。9月29日まで。

 江戸から昭和にかけて描かれた日本画など43点を展示。館の収蔵品や県内の個人のコレクションなどを集めた。

 江戸時代に富山で生まれた可能性が高いとされる岸派の祖「岸駒(がんく)」の日本画などのほか、貝細工を施した漆塗り、色の違う木を組み立てて模様をつくる木象眼の木工品など、多様な作品が並ぶ。

 館の石黒千香子学芸員は「企画展の時期と夏休みが重なるので、県内外からいろんな人に見てもらって、これを機に知ってもらえれば」と話していた。

 担当学芸員による展示品の説明会が8月31日、9月21日のいずれも午後2時からある。

 観覧料は210円、高校生以下は無料。 (向川原悠吾)