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【三重】稲わらの招き猫お目見え 松阪

ジャンル・エリア : まちおこし | オブジェ | 三重 | 展示  2019年11月25日

多くの人に訪れてほしいと願いを込めて住民が自作した招き猫=松阪市飯南町下仁柿で

多くの人に訪れてほしいと願いを込めて住民が自作した招き猫=松阪市飯南町下仁柿で

 稲わらの巨大モニュメントで人を呼び込み、地域活性化を図ろうと、松阪市の仁柿住民協議会が飯南町下仁柿の国道368号沿いに高さ6メートルの招き猫を作った。設置は来年3月末まで。

 左手で手招きする猫で名前は「たまちゃん」。9月に協議会の15人で作り始め、直径3センチのわらの束4200本を使って仕上げた。「福」と書かれた首元の鈴と、右手に持った小判がチャームポイント。わらの穂先の方向をそろえ、毛並みの質感にもこだわった。

 2016年のイノシシを皮切りに毎年、手掛け四体目。年々、知名度が上がり見物人は増えているが「もっと人を呼び込みたい」という思いを込めた。加藤英郎会長は「多くの人に足を運んでもらい、地域に元気が出てきた。車が行き交うだけの通過地点でなく、立ち止まってもらえる地域にしていきたい」と話した。

 (水谷元海)