ジャンル・エリア : 岐阜 | 工芸品 | 特産 2019年12月18日
多治見市内の蔵元と窯元が販売する日本酒と酒器のセット「美濃陶酔(とうすい) 緋酒器(ひさかき) 宝尽くし」が人気を呼んでいる。
企画したのは、杯やとっくりなどを生産する幸兵衛窯(同市市之倉町)と小名田窯(高田町)、日本酒醸造メーカー「三千盛」(笠原町)など、日本酒に縁のある職人らでつくる「市高笠(いちたかさ)プロジェクト」。2008年から毎年、「酒に合う器」「器に合う酒」をテーマに、新しいセットを販売している。
今年は、打出ノ小槌(うちでのこづち)や宝珠など縁起の良い6柄が、杯と熱かん鍋のふたに赤絵付けで描かれている。1セット9900円(税込み)。三千盛と市之倉さかづき美術館で販売している。同館の担当者は「特別なお祝いなどで使ってもらえれば」とPRする。(問)同館=0572(24)5911
(渡辺真由子)