ジャンル・エリア : 動物 | 愛知 2020年01月07日
豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で昨年12月、パルマワラビーの赤ちゃん1頭が誕生した。早速来場者の人気を集めている。
母親のアサリの袋から顔を出しているのを確認。性別はまだ分からないが、袋から出て飛び回るようになれば数週間のうちに判明するという。
のんほいパークのパルマワラビーは昨年5月にも誕生しており、計7頭に。オーストラリア東部に分布し、主に単独行動を取るため、内気で人に対する警戒心が強い。
のんほいパークでは、近くで大きな音を立てないようにしたり、草むらなど隠れられる場所を多く作ったりするなどの工夫をしてきた。獣医師の塚田真樹専門員は「温暖で日が出ているときは袋から顔を出す姿が見られるが、なかなかチャンスは少ない。見られたらラッキーかも」と話している。
(昆野夏子)