ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 芸術 2020年01月22日
南砺市福光美術館主催の「なんと版画年賀状公募展」(北陸中日新聞など後援)が同美術館で開かれ、えとのネズミを描いた作品を中心に招待作品34点を含む全応募作556点が展示されている。2月16日まで。無料。火曜休館。
世界的な板画家棟方志功(1903~75年)ゆかりの地として、開館以来続けている。聖火を手にしたネズミなど東京五輪にちなんだ作品をはじめ、五箇山合掌造り集落、美人画、鎮火の願いを込めた裸放水など多彩な題材が並んだ。
大賞3点は2月8、9の両日開催される「南砺ふくみつ雪あかり祭り」の巨大紙風船(熱気球)の原画に採用され、縦3.5メートル、横2.5メートルに拡大した作品が展示されている。 (山森保)