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【岐阜】光秀「思い出の」甲冑を展示 可児・大河ドラマ館

ジャンル・エリア : エンタメ | 展示 | 岐阜 | 歴史  2020年09月01日

5点の光秀の甲冑が並ぶ展示会場=可児市瀬田で

5点の光秀の甲冑が並ぶ展示会場=可児市瀬田で

 思い出のあの作品の明智光秀が集結-。可児市の大河ドラマ館に併設する市独自の展示コーナーで、歴代の大河ドラマの撮影で実際に使用された光秀の甲冑(かっちゅう)5点が展示されている。

 飾られているのは1992年放送の「信長 KING OF ZIPANGU」、2002年の「利家とまつ 加賀百万石物語」、06年の「功名が辻」、11年の「江 姫たちの戦国」、17年の「おんな城主 直虎」でそれぞれ使用された実物。

 会場を光秀の家紋とされる桔梗(ききょう)紋が入った陣幕や旗で囲み、中央の机には本能寺周辺の地図を配置した。まるで5人の光秀が本能寺の変に向けて作戦会議をしているかのような雰囲気を醸し出している。

 市大河ドラマ活用推進室の玉置右京さん(28)は「ドラマ館にある今作品の光秀の甲冑と見比べて楽しむのがおすすめ」と語る。

 今作品の甲冑がキキョウを意識した青色が基調で色鮮やかであるのに対し、歴代の5点は落ち着いた配色のものが多い。兜(かぶと)の前立ても桔梗紋を配したものからチョウやイチョウをモチーフにしたものまであり、それぞれの作品での光秀の描かれ方が垣間見える。

 30日までの期間限定。写真や動画撮影も自由にできる。 (織田龍穂)