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【岐阜】家康や幸村の甲冑を見て迫力感じて 関ケ原で企画展始まる

ジャンル・エリア : エンタメ | 展示 | 岐阜 | 歴史  2023年09月15日

徳川家康の甲冑レプリカ(左)などが並ぶ会場=関ケ原町歴史民俗学習館で

徳川家康の甲冑レプリカ(左)などが並ぶ会場=関ケ原町歴史民俗学習館で

 関ケ原合戦(1600年)を戦った武将の甲冑(かっちゅう)を集めた「関ケ原合戦 甲冑企画展~家康最後の大戦」が15日から関ケ原町歴史民俗学習館で始まる。徳川家康の甲冑レプリカのほか、過去の大河ドラマで出演者が使用した甲冑、衣装、小道具が並ぶ。12月10日まで。

 放映中の大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、関ケ原合戦から大坂の陣までを甲冑や解説パネルで紹介。天下分け目の戦いに勝利した際、家康が着ていたとされる黒色の甲冑が会場の中心に置かれ人目を引く。

 大坂の陣に参戦した真田幸村の甲冑と十文字槍(じゅうもんじやり)は、俳優の堺雅人さんが2016年放送の「真田丸」で着用した。豊臣秀吉や秀頼の甲冑、淀(よど)殿の衣装も実際に別の大河ドラマで使用されたもの。町の担当者は「ドラマで使われたものや町が持つ甲冑計10領が展示ケース無しで見られる貴重な機会。間近で見て迫力を感じてほしい」と話す。

 館内では武者人形絵巻展「関ケ原の戦い」(関ケ原観光協会主催)も開かれている。月曜(祝日の場合は翌日)休館。 (甲斐崎颯斗)