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【三重】松阪木綿タペストリーやドレス見て 観光交流センター「ゆうづる会」が作品展

ジャンル・エリア : 三重 | 展示 | 工芸品 | 特産  2021年02月08日

ゆうづる会が作ったタペストリーやドレスが並ぶ会場=松阪市の豪商のまち松阪観光交流センターで

ゆうづる会が作ったタペストリーやドレスが並ぶ会場=松阪市の豪商のまち松阪観光交流センターで

 松阪市の特産で、藍色にしま柄が特徴の「松阪木綿」の作品展が7日、市内の豪商のまち松阪観光交流センターで始まった。3月末まで。

 1982年発足で松阪木綿の手織りを伝承している市内のグループ「ゆうづる会」が、会の発足を5年ごとに祝って作った記念作品など13点を展示している。

 10周年の時に作ったタペストリー「歩み」は、会員が手織りしたさまざまな柄の松阪木綿を100枚以上使用。太い線の両脇に細い線を施す「子持ちじま」や「かつおじま」などの柄がある。30周年では、文化学園大(東京)の協力を得て、腰部分に膨らみを持たせる「バッスルスタイル」のドレスを制作した。

 会は昨秋に40周年を迎えたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で記念作品の制作が遅れており、4~5月の披露を目指して作業しているという。今原敬子代表(68)は「手織りだからこそできる、さまざまな柄がある。ぜひ見に来てほしい」と話している。 (清水悠莉子)