ジャンル・エリア : テーマパーク | 富山 | 自然 | 花 2021年06月01日
県中央植物園(富山市婦中町上轡田)内の北池で、スイレンの花が見頃を迎えている。直径約10センチほどの白、赤、ピンク、黄色の鮮やかな花が水面(みなも)を鮮やかに彩っている。
スイレンは原産地によって熱帯と温帯に分けられる。植物園のスイレンは、欧州の温帯原産で、花は早朝に咲くが、午後3時ごろには閉じてしまう。
同じ池では、水面に葉を浮かせて生育するアサザも見頃に。約3センチの黄色の花びらが特徴だ。スイレン、アサザともに、8月末まで咲き続けるという。
植物園の担当者は「フランスの画家、クロード・モネの作品でも有名なスイレンをぜひ実際に見てほしい。スイレンは初夏を連想させる花なので、夏の訪れを感じてもらえたら」と話している。
開園時間は午前9時から午後5時まで(入園は午後4時半まで)。入園料は大人500円、高校生以下、70歳以上は無料。木曜休園。
(長森謙介)