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【愛知】パラグアイオニバスの展示、7年ぶり再開 名古屋・東山動植物園

ジャンル・エリア : テーマパーク | 展示 | 愛知 | 自然  2021年08月11日

池に浮かぶパラグアイオニバスの大きな葉=名古屋市千種区の東山動植物園で

池に浮かぶパラグアイオニバスの大きな葉=名古屋市千種区の東山動植物園で

 南米原産の水生植物「パラグアイオニバス」の大きな葉が東山動植物園(名古屋市千種区)の洋風庭園の池に浮かび、来場者の目を引いている。同庭園は温室前館の保存修理工事に合わせて閉鎖していたため、7年ぶりの展示となった。10月ごろまで楽しめる。

 スイレン科の一年草で、水温が上がる夏には、葉の直径が1.5メートル以上に育つこともある。葉の縁には水がたまらないように切れ込みがあり、浮力が強く、子どもを葉の上に乗せられることでも知られる。

 植物園では約70年前に米国・ミズーリ植物園から贈られた種子を発芽させ、毎年池で展示してきたが、温室前館とともに、洋風庭園を再整備するため、展示は2014年でいったん中止になった。名古屋千種ロータリークラブの協力で、同植物園から再び種子の提供を受け、今年発芽させた。 (土屋晴康)