ジャンル・エリア : 展示 | 芸術 | 静岡 2021年09月01日
県障害者文化芸術活動支援センター・みらーと西部拠点(浜松市中区)が主催する「障がい者アート展」が19日まで、JR掛川駅構内のこれっしか処で開かれている。
中東遠地区で創作活動を行っている19人の作家と1事業所の作品を展示している。絵画38点が並ぶほか、ペットボトルケース、ポーチ、エコバッグなどを販売している。
きくがわ作業所のTomokaさんが出品した「七転八起」と題しただるまの絵は、会場入り口付近で存在感がある。なごみかぜ工房の大石衛さんは「さくらんぼ狩り」や「マトリョーシカ」の絵を色鮮やかに、伸び伸びと描いている。
これっしか処の望月和宏次長は、東京パラリンピックで活躍するアスリートらにエールを送りつつ「障がい者アート展は初めて開いたが、気持ちが晴れやかになる作品が多い。今後も後押ししていきたい」と語った。 (中野吉洋)