ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 歴史 | 生き物 2022年05月23日
県内で2番目に大きい犬山市の青塚古墳の近くに住む田村裕三さん(76)が、周辺にすむ生きものたちの写真展を古墳ガイダンス施設で開いている。7月24日まで。月曜休館。
古墳周辺は田畑の中に住宅が点在し、川も流れるのどかな場所。田村さんは5年前から、日課とする散歩時にデジタルカメラを持ち歩き、目にした鳥や昆虫を撮影してきた
。
古墳の半径300メートルほどで撮影できたのはマガモ、アオサギ、ホンドタヌキ、カブトムシなど多種多彩。お気に入りは古墳近くをねぐらとしていたキツネの親子で、じゃれ合う様子の動画も会場で公開している。ほかにもキジバトを捕食するオオタカ、ナマズを食べるダイサギ、外来種のミシシッピアカミミガメなどの写真をパネルで展示。これまで撮りためた写真のファイル「近くで見つけた鳥・動物・虫」2冊も置いてある。
田村さんは「鳥だけでも20数種類はいた。探してみるといろんな生きものがいて、まだ自然が残っているんだなと思いますよ」と話した。 (水越直哉)