ジャンル・エリア : 城 | 福井 | 花 2022年07月01日
美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館周辺で、葉が白く色づいたハンゲショウが見頃を迎えている。
ドクダミ科の多年草で、夏至から11日目の「半夏生」に花を咲かせることや、葉の半分がおしろいのように白くなる「半化粧」から名が付いたとされる。県の絶滅危惧種に指定されている。
同館周辺では主に西側の約4000平方メートルに群生。見頃は今週いっぱいで、7月中旬まで咲いているという。同館の担当者は「これだけ群生しているのは珍しい。初夏の訪れを楽しんでほしい」と呼びかけた。
同館では見頃に合わせ、7月末までの期間限定でハンゲショウを背景にデザインした御城朱印を販売する。限定200枚。1枚300円。(林侑太郎)