ジャンル・エリア : 城 | 福井 | 自然 | 花 2023年06月30日
美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館周辺で、夏の訪れを告げるハンゲショウの葉が白く色づき始め、今週末から本格的な見頃を迎える。
ドクダミ科の多年草で、夏至から11日目の「半夏生」に色づくことや、葉の半分がおしろいのように白くなる「半化粧」から名が付いたとされる。
資料館周辺では主に西側の約4000平方メートルに群生。29日は5割程度が色づいていた。県の準絶滅危惧種に指定されており、担当者は「これだけ自然群生するのは珍しい。間近で見て夏を感じてほしい」と呼びかけている。
見頃は7月中旬まで。同館では7月23日までの期間限定で、ハンゲショウを背景にデザインした御城印を販売する。1枚300円。(問)若狭国吉城歴史資料館=0770(32)0050
(林侑太郎)