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【富山】愛(いと)し懐かし 昭和を回顧 新湊博物館

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 歴史  2022年07月14日

白黒テレビなど昭和時代の道具を展示している企画展

白黒テレビなど昭和時代の道具を展示している企画展

 昭和時代に日常生活や学校で使われていた昔懐かしい道具を集めた企画展「愛(いと)しの昭和」が射水市新湊博物館で開かれている。9月11日まで。(武田寛史)

 生活を彩った道具のコーナーには白黒テレビやレコードプレーヤー、自動販売機、生活を楽にした道具のコーナーには黒電話やローラー付き電気洗濯機、足踏みミシン、豆炭あんかなど43点が並んだ。木製の机やいす、ランドセル、先割れスプーンなど給食関係の道具などを集めて学校の雰囲気が感じられる展示もある。給食で提供された脱脂粉乳の容器など珍しい物もある。北陸コカ・コーラボトリング(高岡市)が所有する年代別の自販機、「赤チン」と呼ばれた外傷消毒液などもある。

 品々は、射水市放生津小学校、県教育記念館、砺波市郷土資料館、氷見市博物館、個人などから借りた。

昭和時代の学校の雰囲気を再現したコーナー=いずれも射水市新湊博物館で

昭和時代の学校の雰囲気を再現したコーナー=いずれも射水市新湊博物館で

 新湊博物館の稲垣尚美学芸員は「高齢の方には昔の記憶を思い出すきっかけに、若い人にはかわいい道具と思って見てほしい」と話す。

 同博物館は会期中に観覧者を対象にフクロウの置物が当たるくじ引きも実施している。8月7日午前10時~午後3時に呈茶会を開く。茶券は1人500円。

 火曜と祝日の翌日は休館。8月16日は開館する。観覧料は一般310円、中学生以下は無料。