ジャンル・エリア : 神社・仏閣 | 福井 | 花 2022年08月02日
大野市蕨生(わらびょう)の埴安姫(はにやすひめ)神社境内で、バラ科の落葉低木「シモツケ」の花が見ごろを迎えている。紅色の小さな花々が、訪れた人に癒やしを与えている。
この地域には道の駅「越前おおの荒島の郷」や、本年度末供用開始予定の中部縦貫自動車道大野東インターチェンジ(仮称)がある。訪れる人をもてなそうと、5年ほど前に地域の住民がシモツケ約1600本を植え、世話してきた。
害虫の被害で一昨年、昨年と続けて花が咲かなかったが、今年は県奥越農林総合事務所の指導で3年ぶりに開花。見ごろは今月中旬までの見込みで、自治会長の城地諭(じょうちさとし)さん(77)は「道の駅に来た際にはぜひ、シモツケを見に来てほしい」と呼びかけていた。 (山内道朗)