ジャンル・エリア : 富山 | 自然 | 花 2022年09月05日
富山市婦中町上轡田の県中央植物園で、茎の先に銀白色の羽毛のような穂を付けたイネ科の多年草「パンパスグラス」が見頃を迎え、秋の訪れを感じさせている。
和名を「シロガネヨシ」といい、ブラジルやアルゼンチンなど主に南米に分布している。葉の縁がノコギリのようにギザギザしているのも特徴だ。
園内北側の芝生広場では高さ2メートル超にまで育った計12株のパンパスグラスが来園者を迎える。同園栽培展示課の高橋一臣さん(54)は「小さな子どもには迷路のように感じられて面白いのでは」と話す。今月いっぱい楽しめるという。
入園料は大人500円、高校生以下と70歳以上は無料。 (鈴木渉太)