ジャンル・エリア : 自然 | 花 | 静岡 2022年10月17日
掛川市初馬の住民有志でつくる「花咲会」は16日、初馬会館南側のコスモス畑で見頃を迎えた花を楽しんでもらおうと、地元の子ども会とその家族約240人を招待し、つきたての餅を振る舞った。
花咲会は会員21人。荒れ地だった会館南側の斜面を整備し、ロウバイの苗木500本を植えるなどして「ロウバイの里」と名付け、地域に開放している。
今年は斜面の下部に約3000平方メートルのコスモス畑を初めて用意した。現在、七分咲きという。廃材を再利用した通路で畑の中も歩きやすく、児童らは間近で花を観賞していた。昨年植えたフジバカマの花も満開を迎え、長距離を旅するチョウ「アサギマダラ」が時々、蜜を求めて飛来する。
花咲会の石川寿代表(75)は「コロナ禍で、子どもたちのイベントの中止が続いていたので、家族で楽しめる企画にした」と語った。コスモスの見頃は11月中旬まで。会館の駐車場を利用できる。 (中野吉洋)