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【富山】夢二の家族や表紙絵など 朝日町ふるさと美術館 昔懐かしむ企画展

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 芸術  2022年10月24日

竹久夢二が寄稿していた女性向け月刊グラビア誌「婦人グラフ」などの展示品=朝日町ふるさと美術館で

竹久夢二が寄稿していた女性向け月刊グラビア誌「婦人グラフ」などの展示品=朝日町ふるさと美術館で

 朝日町ふるさと美術館で、企画展「ノスタルジーの世界展」(北陸中日新聞後援)が開かれている。11月13日まで。

 故郷や遠い昔を懐かしむ思いをテーマに、ふるさとや遠い記憶を感じさせる館蔵品の油彩画や水彩画、水墨画、立体の人物像など、作家26人の作品68点を展示している。

 美人画で知られる画家・詩人の竹久夢二(1884~1934年)が楽譜に添えるために家族を描いた版画「ス井ートホーム」や、夢二の作品が表紙を飾ることが多かった女性向け月刊グラビア誌「婦人グラフ」4冊も展示した。

 婦人グラフの1冊は夢二が銀座のカフェのウエートレスの制服を描いている。和服にエプロンを着ける女性の姿が大正末期から昭和初期にかけてのモダンなファッションを示している。

 入館料は小中高校生100円、大学生・一般300円。火曜休館。(松本芳孝)