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【滋賀】紙重ね鮮やか ステンドグラス表現 県美術館でローズウィンドウ展覧会

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 近畿  2022年10月26日

 

展示されたローズウィンドウの作品=大津市瀬田南大萱町の県美術館で

展示されたローズウィンドウの作品=大津市瀬田南大萱町の県美術館で

 長浜発祥のペーパーアート「ローズウィンドウ」の展覧会が25日、大津市瀬田南大萱町の県美術館で始まった。滋賀や山形などの作家17人が鮮やかな69点を出品している。30日まで。
 
 ローズウィンドウは、薄い色紙を重ね、ステンドグラスを表現する芸術作品。欧州の学校で教材として使われていた物を、長浜市出身の中山真季さんがアートに進化させ、長浜発祥となった。
 
 展覧会は日本ローズウィンドウ協会が主催。会場にはハスの花やブドウをかたどった作品のほか、実際の教会のステンドグラスをモチーフにした作品も並ぶ。来場した大津市大将軍の女性(58)は「紙を重ねているのに透明感があり、立体的な作品に驚いた」と話した。
 
 作家の河瀬有子さん(53)は「繊細さを体感できるアート。色と光の共演をぜひ見て」と呼びかけている。午前9時半~午後5時(最終日は午後4時まで)。入場料は高校生以上500円。(問)河瀬さん=090(2199)5577(和泉萌花)