ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 愛知 | 生き物 2022年12月22日
冬の風物詩の「たき火にあたるサル」が、犬山市の日本モンキーセンターで22日から見られる。火を怖がるはずのニホンザルが暖を取ったり、焼き芋を食べたりする。
1959年の伊勢湾台風で出た流木や廃材を燃やしたところ、物おじしない子ザルたちが火に集まり、大人のサルもまねするようになったのが始まり。冬至の22日と1月末までの土日祝日の計15日間、134匹が暮らすモンキーバレイ内でたき火をする。
21日は報道陣向けに公開され、おこされた火に集まったサルたちは毛づくろいしたり、まぶたを閉じたりして心地良さそうにしていた。飼育員の奥村文彦さん(38)は「モンキーセンター独自に受け継がれている文化的行動を見ていただけたら」と話した。
(水越直哉)