ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | 岐阜 | 工芸品 2023年01月23日
高山市本町の本町3丁目商店街で、約150個の竹製の照明「竹ランプ」を夜間に点灯する「本町3丁目ランプウィーク」が始まった。29日まで、無料。各店舗のショーウインドーや店頭にランプを飾っているほか、旧カラオケハウスピコットの建物1階にもランプを展示し、幻想的な光景が広がっている。
約30店舗でつくる「高山本町3丁目商店街振興組合」が、通りを行き交う人たちに楽しんでもらおうと、初めて企画した。材料にする孟宗竹(もうそうちく)は、飛騨地域北部には生えないため、下呂市の山林で集めてきた。
竹ランプは直径約5~10数センチで、高さは1メートルを超えるものもある。竹筒にドリルで、花のようなデザインなどの穴を開け、内側に電球を入れて照らしている。竹ランプ作りの体験も、28、29の両日、正午~午後5時に有料(1個税込み2500円)で受け付けている。
同組合の下畑朋子理事は「竹ランプのように、街が明るくなれば良いと思う」と期待した。
(八重樫智)