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【福井】「牡蠣奉行」で東北復興応援 ハピテラスで始まる

ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 福井  2023年02月24日

炭火でカキを焼く来客=JR福井駅西口のハピテラスで

炭火でカキを焼く来客=JR福井駅西口のハピテラスで

 東北産の旬のカキを割安で食べられる出張カキ小屋「牡蠣(かき)奉行」が、JR福井駅西口のハピテラスで始まった。初日となる22日から大勢が訪れ、殻付きのカキを自分で炭火で焼いて味わっていた。3月14日まで。

 東日本大震災の被災地を応援する復興支援プロジェクトで、かき小屋実行委員会(東京都)が各地で開催している。ハピテラスでは5年連続の開催となった。

 殻付きのカキ約1キロ(8個)が税込み600円で、通常価格の半額という。来場者は軍手をして網の上に宮城県産のカキを並べ、焼きたての味を楽しんでいた。

 福井市の女性(68)は「香りにつられて入りました。殻付きを自分で焼いて食べるのは初めてで、おいしいですね。晴天でも寒いので、炭火の暖かさもありがたい」とニッコリ。店長の宮田愛花さん(26)は「宮城県産のカキは塩味が強めでプリプリしているのが特長。クリーミーな瀬戸内産も用意しており、食べ比べるのも楽しいですよ」と話していた。

 カキフライやカキご飯、カキ汁をはじめ、他の海産物やおつまみもある。

 (松田士郎)