【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【長野】9段に1000体、居並ぶひな人形 南木曽・妻籠の「ふれあい館」で展示

【長野】9段に1000体、居並ぶひな人形 南木曽・妻籠の「ふれあい館」で展示

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 文化 | 甲信越  2023年03月15日

工夫を凝らした飾り付けで来場者を楽しませるひな人形の展示=南木曽町のふれあい館で

工夫を凝らした飾り付けで来場者を楽しませるひな人形の展示=南木曽町のふれあい館で

 南木曽町の旧中山道妻籠宿にある無料休憩所「ふれあい館」で、町内外から寄贈を受けた約1000体のひな人形が展示されている。人形たちが宴会や百人一首をする楽しげな飾り付けで、観光客の目を引いている。4月3日まで。

 妻籠観光協会が毎年続けている季節の展示で、女性部のメンバーら約20人が2月中に飾り付けた。

 9段のひな壇に人形や道具がずらりと並び、ビールジョッキやハンバーガーを手にする現代的な姿も。エレキギターを抱えたり、犬の散歩をしたり、工夫を凝らした展示で来場者を迎えている。去年、おととしよりも、マスクを着けた人形は減っている。

 女性部の若おかみによる色紙のしだれ桜も会場を彩っており、嵯峨理恵子部長は「1000体がそろう迫力を感じてほしい。年明けから外国人客が増えており、日本の伝統に触れてもらいたい」と話した。 (鈴村隆一)