ジャンル・エリア ： 展示 | 花 | 近畿　 2023年06月08日

見頃を迎えた鮮やかなスイレン＝草津市下物町の水生植物公園みずの森で

　草津市下物町の水生植物公園みずの森で「スイレン展」が開かれている。ピンクや黄、青の色とりどりの大きな花が見頃を迎え、鮮やかな色彩と香りで来場者を楽しませる。２５日まで、月曜休館。

　敷地内の池や水槽、温室などで約１５０種のスイレンを栽培している。ピンク色の「コロラド」や黄色の「インナーライト」が、手のひらほどの大きさの花を咲かせた。今年は、熱帯と温帯の種類の鉢を近くに並べ、香りを比べられる趣向を取り入れた。園は、花が開く午前中の観賞を勧めている。

　来場した大津市の主婦（６４）は「自宅で育ててみたが、うまく育たなかったので見に来た。八重咲きのように花びらが多いスイレンを見たのは初めてで、香りも良い」と話した。園広報の浜中真理子さん（３８）は「香りや色の濃さが品種によって違うので、比べて楽しんで」と語る。

　午前９時～午後５時。大人３００円、高大生２５０円、６５歳以上１５０円、中学生以下は無料。

　（北村太一）