ジャンル・エリア : 展示 | 福井 | 芸術 2023年06月19日
敦賀市総合美術展(市文化協会主催)が18日、同市のプラザ萬象で始まった。絵画や写真、書道など7部門で独創的な作品約240点が並ぶ。25日まで、19日は休み。
作品は敦賀市、美浜町、若狭町の在住者を中心に出展。絵画では人間を見つめる巨大な猫や、木の枝に肩を寄せ合う野鳥「シマエナガ」を描いた作品が展示されている。
写真は秋の夕雲や、コスモス園の様子、冬の晴れ間といった自然をテーマにした1枚が多くそろっている。書道の作品では「笑」「無為自然」などの文字を力強くしたためている。
初日にあった開場式で、市文化協会の中嶋翠会長は「芸術文化は勇気と癒やしを与えてくれる。作品を通じてやすらぎを感じてほしい」とあいさつした。 (栗田啓右)