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【長野】うおっ!魚の剝製100種類 松本で展示

ジャンル・エリア : 展示 | 生き物 | 甲信越  2023年08月01日

迫力満点の剝製が並ぶ会場でサメについて説明する安曇野市穂高北小6年の児童(右)=松本市梓川倭の梓川アカデミア館で

迫力満点の剝製が並ぶ会場でサメについて説明する安曇野市穂高北小6年の児童(右)=松本市梓川倭の梓川アカデミア館で

 さまざまな魚の大きさや特徴を間近に見ることができる剝製展「魚魚展 魚の博物館がやってくる!」が、松本市梓川倭の梓川アカデミア館で開かれている。6日まで。

 同市笹賀の剝製作家、小川貴光さん(57)らでつくる実行委の主催。小川さんが手がけた剝製約100種類を集めた。マグロやカジキといった大型の魚からリュウグウノツカイなど珍しい深海魚まで多彩な顔ぶれの魚が壁面を泳ぐように飾った。今年はサメをメインに展示し、陳列台の上が海底の土に見えるよう塗装で工夫した。

 会場の案内や説明を担う「店長」役の子どもを募り、その1人、安曇野市穂高北小6年の児童(11)は深海のサメ「ラブカ」について解説。将来は古生物学者になりたいといい「小川先生と一緒に仕事ができて光栄。ここの魚は動かないから、うろこの一つ一つまでじっくり見ることができる」とうれしそうに語った。

 剝製制作で、生きた魚に近づけることを大切にしているという小川さんは「歯もヒレも全て観察できる。ぜひ見に来て」と話している。

 入場料は中学生以上1000円、小学生500円。時間は午前9時~午後5時。(山崎優日)