ジャンル・エリア ： イベント | エンタメ | グルメ | 特産 | 福井　 2023年08月18日

「若狭高浜たらふく市場」エリアとなるUMIKARA（左）、新荷さばき施設（中）、加工販売所（右の横長の建物）＝高浜町塩土で

　若狭高浜漁協の新荷さばき施設と、隣接する高浜町塩土のシーフードマーケット「UMIKARA（うみから）」、加工販売所が集まった海沿いのエリアが１９日、「若狭高浜たらふく市場」としてオープンする。漁師町の新たな海辺拠点エリアの船出を祝うオープン記念イベントが１９、２０日に開催される。

　新荷さばき施設は、市民が漁業に直接触れられるエンタメ施設を目指して６月に整備された。従来は和田港に入港していた大型定置網漁船が施設に直接魚を水揚げするようになり、水揚げ、選別、競りの様子を間近で見学できる。消毒槽の設置や、紫外線殺菌済みの冷たい海水で魚を処理することで、これまで以上に安全安心で高品質の鮮魚の取り扱いが可能となった。

　オープン記念イベントは「食べて、遊んで、エンタメたらふく！みんなで騒ごう、地魚フェス！」と題し、「若狭のええ魚（とっと）市」では敦賀から高浜の嶺南地域の海の幸が並ぶ。地魚や高級魚の競り体験、釣り体験＆魚さばき体験、イワガキ、サザエの詰め放題ができ、高浜中、若狭高、若狭東高の吹奏楽演奏などもある。

　１９日は午前１０時～午後４時、２０日は午前９時～午後２時。（問）高浜町産業振興課＝０７７０（７２）７７０５

　（本田英寛）