ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 文化 | 歴史 2023年10月05日
囲碁の七大タイトル戦の一つ「第49期天元戦」(中日新聞社など主催)が10日に岡崎市で開幕するのを前に、囲碁のルールや歴代天元の写真などを紹介する「天元戦写真パネル展」が、同市伝馬通1の岡崎信用金庫資料館で開かれている。29日まで。入場無料。
今期の天元戦は、3連覇を目指す関航太郎天元(21)に、返り咲きを狙う一力遼棋聖(26)=本因坊=が挑む。中国・杭州アジア大会の囲碁男子団体戦で銅メダルを獲得したチームメート同士による対戦で、5番勝負の開幕局が10日午前9時から、同市康生町の龍城神社で行われる。
パネル展では、歴代天元19人の写真パネルのほか、関天元と一力棋聖の直筆サインを見ることができる。
大河ドラマでも注目される徳川家康は囲碁好きで、日本の囲碁文化の発展に貢献した。担当者は「家康が生まれた岡崎で、天元戦を開催できることをうれしく思う。市民の方にも、囲碁や天元戦に関心を持っていただく機会になれば」と話している。午前10時~午後5時。9日を除く月曜休館。 (服部壮馬)