ジャンル・エリア : グルメ | 富山 | 特産 2023年11月08日
ワイン製造・販売の「トレボー」(南砺市立野原西)は7日、自社で栽培したブドウで醸造した新酒ワインの瓶詰め作業を始めた。12日にワイナリー「ドメーヌ・ボー」で発売する。
新酒は白ワインの「立野原プリムール2023」。自社で育てたシャルドネと清酒用の酵母を使って醸造した。果実のようなさわやかな味わいが楽しめる。
トレボーの従業員10人が1700本を瓶詰めした。機械でワインをガラス瓶に詰めた後、従業員が手作業でラベルを貼っていった。松倉一矢醸造長(39)は「今年頑張って造ったワインがお客さまの元に届けられることができてうれしい」と笑顔を見せた。
ワイン醸造4年目の今季は、自社栽培のブドウ13品種33トンを収穫。今季は約20種類、4万5千本のワインを造る。天候に恵まれたことでブドウの出来は例年以上に良く、中山安治社長(73)は「健全に育ってくれて、皆さんに喜んでもらえる出来になった」と話した。
12日の新酒リリースイベントは午前10時~午後3時。染色体験のワークショップやクイズ大会もある。 (広田和也)