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【富山】南砺のワイナリー付属店オープン 最新機器など見学も受け付け

ジャンル・エリア : グルメ | 富山 | 特産  2020年12月03日

オープンしたトレボーで販売を始めたワインを手にする中山安治社長=南砺市立野原西で

オープンしたトレボーで販売を始めたワインを手にする中山安治社長=南砺市立野原西で

 南砺市立野原西で今季からワイン造りを始めたワイナリーの付属店「トレボー」がオープンした。山梨産ブドウを使った2種類を販売し、ワイナリーの見学を受け付ける。

 販売しているのは赤ワイン「セシボン赤」(税込み2640円)と、3種類のブドウを混ぜた「アンサンブル」(同3630円)で、いずれも750ミリリットル。オープンは1日。計2000本を用意したが、数日で売り切れの見込み。地元産ブドウで作った白ワインは200本と数が少ないため、地権者らに優先販売する。一般販売はしない。

 今季造った残り1万4000本の赤、白ワインは来年4月以降に販売する。来季は自前のブドウ製1万本を含む計3万本の製造を目指す。

 販売するワインがなくても見学(500円)を受け入れる。予約制で、午前11時と午後2時の2回。従業員がたるや最新機器を説明し、ワインの試飲ができる。

 中山安治社長(70)は近辺一帯をワイナリーを中心とした観光地にする構想を持ち、「オープンは第一歩」と話している。今後、店内でワイン試飲と合わせたコンサートなど催しを企画する。

 店は火曜休み。(問)トレボー0763(77)4639

 (松村裕子)