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【三重】地元産小麦2種類ブレンド「もちもちラーメン楽しんで」 JA鈴鹿、小麦の産地PR

ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 特産  2023年12月19日

地元産小麦を使ったラーメン=鈴鹿市地子町のJA鈴鹿農産物直売所「果菜彩鈴鹿店」で

地元産小麦を使ったラーメン=鈴鹿市地子町のJA鈴鹿農産物直売所「果菜彩鈴鹿店」で

 JA鈴鹿は、管内の鈴鹿・亀山市が県内でも有数の小麦産地であることを知ってもらおうと、地元産小麦を使ったラーメンを開発した。麺のもちもち感にこだわったのが特徴。同JAの取扱量は、県内シェアの約15%を占める。消費拡大と小麦どころとしてのPRに一役買うことができればと、関係者は期待を込める。 (沢井秀之)

 農業従事者の高齢化に伴い、農地の管理を委託する農家が増加。小麦はコメと比べて水管理が必要なく、刈り取り後にほかの作物が作れて土地が有効活用できることから、近年栽培が広がっている。JA鈴鹿では、取扱量が2629トン(2019年)から2785トン(23年)、作付面積が733ヘクタール(19年)から885ヘクタール(23年)へと増加傾向にある。

 商品名は「JA鈴鹿のもっちもちラーメン」。開発に当たっては、小麦のもちもち感を出すため、2種類をブレンド。歯応えがあり、滑らかでもちもちとした食感に仕上げた。

 スープは「しじみ醬油(しょうゆ)」「しじみ塩」「とんこつ味噌(みそ)」の3種類。生麺タイプで常温保存が可能。2食入り税込み360円。JA鈴鹿農産物直売所「果菜彩」の鈴鹿、稲生、亀山の3店舗で販売している。

 担当者は「小麦のブレンドの割合にこだわった。ぜひ味わってほしい」と話している。

 (問)JA鈴鹿生活福祉課=電059(384)1123