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【愛知】富士山や七福神…「幸せ感じて」 名古屋の桑山美術館で日本画や茶道具展示

ジャンル・エリア : 展示 | 愛知 | 文化 | 芸術  2024年01月16日

富士山とツルを描いた日本画=名古屋市昭和区の桑山美術館で

富士山とツルを描いた日本画=名古屋市昭和区の桑山美術館で

 縁起の良い作品を集めた企画展「新春万福-吉祥の日本画と工芸-」が、名古屋市昭和区の桑山美術館で開かれている。富士山や七福神の日本画、長寿の象徴とされるツルをあしらった茶道具が並ぶ。2月4日まで。

 1000点を超える所蔵品の中から日本画17点、茶道具16点を厳選して展示した。日本画では、新年の行事「松引き」を題材にした江戸時代後期の作品をはじめ、長寿を願い七福神の寿老人や富士山の周りを飛ぶツルを描いた大作もある。茶道具では大黒天の姿をかたどった香合などをそろえた。

 前田明美学芸員は「天災や事故が重なり大変な年明けになったが、作品を見て少しでも幸せを感じてほしい」と話している。

 午前10時~午後4時。月曜休館。一般500円、中高大生200円。(問)桑山美術館=052(763)5188 

(岸友里)