ジャンル・エリア ： まちおこし | イベント | グルメ | 愛知　 2024年02月29日

商品を買うともらえるステッカーや、当たるお菓子の詰め合わせなど＝岡崎市康生通東２の市観光協会で

　甘党だった徳川家康にならって、おいしいスイーツの店を巡ろう－。家康にちなんだお菓子を食べて、岡崎市のご当地キャラクター「オカザえもん」のステッカーを集める「ＯＫＡＺＡＫＩ家康公スイーツステッカーラリー」が３月１日から、同市内の菓子店や喫茶店で始まる。　（杉山果奈美）

　「虎童子（とらどうじ）の化身」と呼ばれた家康から名付けたどら焼き、家康が愛した八丁味噌（はっちょうみそ）を練り込んだケーキ、葵（あおい）の御紋が入ったたい焼きなど、家康にまつわるお菓子を提供する３４店舗が参加。店内で食べるデザート以外に持ち運びができるお菓子も多く、価格も１３０円からと手頃。各店舗で対象のお菓子を１個以上買うと、ステッカーがもらえる。

　ステッカーは全７種類。家康になりきったオカザえもんが登場し、両手にお菓子を持ったり、ケーキから顔をのぞかせたり、かわいらしい姿を見せる。店ごとにもらえるステッカーが違うが、紫色のステッカーは市中心部から離れたお店でしかもらえない。

　全種類のステッカーを集めて市観光協会（康生通東２）で見せると、先着５００人にクリアファイルがもらえる。抽選会の応募用紙も配られ、１００人にスイーツの詰め合わせセットが当たる。

　もともと家康は、家臣に甘い物を振る舞っていたという史実も残っているスイーツ男子。岡崎を舞台にした大河ドラマ「どうする家康」の放送終了後もスイーツでまちを盛り上げたいと、同協会や各店舗などが協力して企画した。

　同協会の熊岡猛さん（４５）は「ちょうど桜がきれいな時期でもある。家族や友達と一緒に店を巡りながら、好きなスイーツも見つけてもらえたら」と話す。イベントは５月末まで。対象店舗は市公式観光サイト「岡崎おでかけナビ」で確認できる。