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【愛知】令和の尾張旭名物へ「旭色みやげ」全7種発信 名物イチジクと紅茶で菓子やふりかけ

ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 愛知 | 特産  2024年03月06日

3月から販売が始まったイチジクや紅茶を使った旭色みやげ=尾張旭市東大道町の尾張旭まち案内で

3月から販売が始まったイチジクや紅茶を使った旭色みやげ=尾張旭市東大道町の尾張旭まち案内で

 尾張旭市内の4事業者と市が協力して開発した市独自の土産「旭色みやげ」5種類の販売が今月から、名鉄瀬戸線尾張旭駅北側の「尾張旭まち案内」などで始まった。市の名物イチジクと紅茶を生かし、2月に先行して発売した名古屋フランスcorp(豊田市)とのコラボ商品2種類と合わせ、市の魅力発信に役立てる。 (加藤慎也)

 市は2022年度、小学生などから募ったアイデアを基に、栄養士や事業者と土産の試作品作りに着手。23年度は出来上がった試作品も活用し、市内4事業者と名古屋フランスcorpの計5社に、最大10万円の協力金を交付するなどして商品化を目指してきた。

 農家「HMファーム」はサラダに合う「いちじくドレッシング」と完熟の朝採れイチジクを干した「ドライいちじく」を販売。居酒屋「NE-GO(ニーゴ)」が手掛けた「紅茶のふりかけ」は、プリンなどのスイーツにかけて味の変化を楽しむ逸品だ。ハーブティー専門店「Natural herb」は「いちじく紅茶」などを、洋菓子店「ふらんす菓子屋エミリー」は紅茶とイチジクの焼き菓子を売り出した。

 2月に数量限定で販売を開始した名古屋フランスcorpとのコラボ商品「旭色タルト」(6個入り1300円)は1カ月で600個、スティック状のチョコレート「ぼーの×ぼーの」(5個入り650円)も750個が売れて好調。ラインアップの充実を図り、さらなる市のPRを目指す。

 計7種類の商品は、尾張旭まち案内に加え、それぞれの業者の店舗などで購入可能。8日には、名古屋・名駅の名鉄百貨店本店前のナナちゃんストリートで出張販売もする。市産業課担当者は「今後はスーパー、コンビニとも協力して販路を拡大する。売れ行き次第で第2弾も考えたい」と期待を込めていた。