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【福井】勝山の花月楼「釜炊きぼっかけ御膳」刷新 新幹線開業に合わせ18日から新メニュー

ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 福井  2024年03月14日

地産食材にこだわってリニューアルした「釜炊きぼっかけ御膳」=勝山市の花月楼で

地産食材にこだわってリニューアルした「釜炊きぼっかけ御膳」=勝山市の花月楼で

 北陸新幹線県内開業に合わせ、勝山市本町2の料理店「花月楼」で18日から、新開発やリニューアルした料理を提供する。郷土料理や地産食材にこだわり、高速交通網整備のチャンスを生かして誘客に力を入れる。

 看板料理の「釜炊きぼっかけ御膳」と「花月楼御膳」などをリニューアル。いずれも季節の天ぷらやサトイモの煮っ転がし、そばなどからなる。奥越産サトイモなど地元の食材を使い、魚介類を含めて全て県産食材にこだわった。だしも新しくした。リニューアルするのは計7メニュー。ぼっかけは、白米にかまぼこやミツバなどを載せてだしをかけて食べる勝山市の郷土料理で、地域の伝統を発信する。

 新メニューとして子ども用のオムライスプレート(1650円)や、奥越産サトイモを使ったチュロスやごま団子が入る甘味三種セット(990円)を用意した。

 花月楼を運営するDMO「勝山市観光まちづくり」を中心に企画。新メニュー提供を前に12日、関係者による試食会があり、10人がメニューを確認した。宮塚和彦社長は「北陸新幹線で県立恐竜博物館などを訪れて、食事は花月楼で楽しんで」と話した。

 釜炊きぼっかけ御膳は要予約で3630円、花月楼御膳は予約不要で1650円。(平林靖博)